坂の由来
ふむ、池田坂だな。江戸前期、元禄年間に坂を上りきった先——現在の日本大学病院のあたりだ——に旗本・池田市之丞の屋敷があった。それで池田坂と呼ばれるようになった、というわけだ。まあ、この手のネーミングは江戸の街ではテンプレートみたいなものだから、驚くには値しないがね。ちなみに屋敷では「唐犬」という闘犬が飼われていたとも伝わっていて、それにちなんで唐犬坂という別名も残っている。なかなかワイルドなエピソードだろう?
坂道自体は「お茶の水仲通り」の一部で、駿河台からニコライ堂の西側を抜けて下っていく。ルート程度は覚えておいて損はないぞ。
